男子バスケ部日誌
終わりと始まり 2022年度-2023年度
すでに2023年度が始まり、白岡高校の男子バスケットボール部も新入生を迎え、新体制で始まりました。
思い返せば、3月に無事卒業式を迎え、白岡高校を旅立った生徒がいる中、新たに白岡に迎える生徒の存在を感じながら、2022年度を終えました。
昨年は、関東大会にも出場し、多くの大会で実績や思い出を残せたと感じます。別に特別に思い入れがあるとかではなく、コロナという目に見えないモノに影響され、たぶん生徒が思うように活動できなかった部分は沢山あったと思います。
そんな中でも、時には衝突し、時には支えあい、チームとして1周り、そして2周りと大きくなっていくことを見てきました。当然できなかった部分や、足りなかった部分、ダメな部分など、完璧とは言えないとは思いますが、コロナという影響でマスクや声出しが制限される中での活動なので、コミュニケーションを取るのも非常に困難な状況で、生徒はよく仲間のことを信頼し、協力し合い、共鳴しあって良いチームとして活動ができたと思います。
そんな生徒も、3月で卒業を迎え、バスケットボール部の代が変わりました。
そして4月の初めには、新入生を迎え、新体制に変わりました。
時が変わるのは一瞬だなと、凄く切なく感じる中、待ったなしで次の事を考えなくてはならない状況で、毎日を目まぐるしく生活している今日この頃です。
新しい代は、まだまだ力不足な部分はあります。しかし、これから選手同士が自分たちの代なんだという自覚を持ち、一番上に立つという責任や重圧、使命感などを感じ、昨年のチームを上回ることが出来るように努力して欲しいです。
コロナの影響もだいぶ落ち着いてきて、活動がしやすくなってきたからこそ、今を大切にし、自分たちが、どうなりたいか、どんなチームにしたいかを、しっかり考え、チーム全体で高い目標に向かえる集団にできればと思います。
現在、東部地区大会が行われていて、それを勝ち抜くと、5月には関東大会に向けての県大会です。
時間は止まってくれませんし、新しく入ってきた生徒を1から指導しつつも、3年生の春関東のためにやってきた事を最大限発揮できるようにしなくてはならないので、様々事が次々に過ぎていきます。
そんな中でも、しっかり目標を見定め、自分たちが今何をやるべきで、どうすればチームとして良くなるかを全員が考えられるようにしていきたいと思います。
これからも白岡ホワイトスターズを、ご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
東部支部選抜選手として
2月19日(日)に4支部の選抜大会が行われ、新人戦の県大会が終了した後に、東部支部選抜として選出された3名が、出場しました。
この大会は埼玉県選抜を選出する大会として行われていて、本校の生徒からすると、とても良い経験になったのではと思います。
特に他校の選手と一緒に練習を重ね、感覚や考え方、プレーの質など、毎日やっている仲間とは違う状況でバスケットボールが出来る事が、今後の白岡高校のバスケットボール部にも必要な要素だと思います。
今回選出された2年生2名、1年生1名ともに本校での主力メンバーですが、やはり今後もチームを引っ張って行ってもらうためにも、今回のような経験で一回りも二回りも大きくなれたと思います。
今年度の大会は終了していますが、4月からの関東予選に向けてチーム白岡を、さらに大きくできるかは、この3人の経験と影響力が不可欠だと思っています。
今回、選出されなかった選手も含め、白岡バスケ部の、さらなる飛躍に対し、良い刺激になったのではないかと思います。
過酷な新人戦 県大会
2023年に入り、新人大会の埼玉県大会が1月13日から行われました。
思い返せば、昨年はコロナの影響で中止となり、非常に残念な状況でした。
今年こそはと意気込んでチームの状態も良くなってきたところ、
今年はインフルエンザの猛威に、苦しい状態となりました。
登録選手の大半が、インフルエンザに感染し、健康管理のもと残った8名で県大会を行うことになりました。
最終的に2回戦敗退という結果でした。
1回戦は三郷北高校、2回戦は東農大三高校でした。
ともに苦しい試合ではありましたが、それでも残された選手は非常に頑張り、この逆境にも関わらず、最後まで足を止めずに走り切ったと思います。それは普段からチーム全員が練習やトレーニングを努力してきたからだと思います。中には今回初めてユニホームを着る選手もいましたが、しっかり走って点数を決めることが出来ていました。
さらに2回戦では、残り数秒のところで、諦めそうになった状況でも、残された主軸2名の2年生が1年生や同級生に声をかけ、チームを良くまとめたと思います。また重要な場面で、1プレイに集中でき、それを決めてこれる精神力と理解力が備わってきたなと感じます。
確かに状況が違えば、もっと良いゲームができて、結果も違ったかもしれません。
しかし、今与えられた厳しい状況の中で、精一杯努力し、我慢し続けて試合に臨めたことは、今後のチーム運営にとっても、また春の予選までの期間のためにも、大きな一歩だと感じます。
近年では、様々場面でコロナの影響により、激変する世の中ですが、白岡のバスケットボール部を今後も発展させていくために、努力できる生徒がそこには「存在」したことが、今大会の大きな成果と思います。
埼玉テレビ 取材&撮影
7月19日(火)
埼玉テレビの取材&撮影が行われました。
高校生応援企画「#アオハルのむこうがわ」というコーナーだそうで、3年生を含み、みんなで雰囲気を作って撮影に臨みました。
部長をはじめ、プレイングマネージャーが、軽い打ち合わせだけでインタビューに、しっかり答えていて、人としての成長を感じています。
番組自体では、学校の紹介もかねて行っているそうです。
ぜひ、ご覧になってください。
放映日: 8月10日(水) 16:30~17:45内 予定
放送外の展開:テレ玉公式youtubeチャンネルで掲載 予定
インターハイの成果、チームが一人のために、その一人もチームのために...
6月29日でインターハイの埼玉県大会が終了しました。
結果としては、ベスト8となりました。
選手も顧問も結果に満足は出来なかったと思います。
しかし今回の大会で、ようやく全員が一つのチームになれたなと感じることが出来ました。
決して今回の結果が良かったわけではありません。それはチーム全員が思っていることだと感じていますが、この大会で成しえた事実は、近年にはない団結力と達成感を感じています。
ここに一人のチームをまとめる選手がいます。来る日も来る日もチームのために努力し、白岡高校の言う事を聞かない選手の面倒を諦めることなく80人を超えるチームを全力で引っ張り、まとめていた選手です。この選手には感謝しかありません。
しかし、ポジションは3ポイントシューターなのですが、前大会でも、前々大会でも、関東大会でも、試合に出ては3ポイントシュートが決まらず、それも全くと言っていいほど見当はずれのシュートばかりで、個人としては結果が出ずに頭を抱える日々だった選手でした。
当然ですが、インターハイの県大会でも、試合時間残りわずかで、3ポイントが必要な場面で出場したのですが、1本目はエアーボール(リングに当たらない)シュートになり、仕方なくタイムを取り仕切り直したのですが、2本目もノーマークだったが、全く入る見込みもないシュートになってしまいました。
その時すでに相手との点差がついていたのですが、顧問としては試合を行っている以上、手を抜きたくないので、違う方法に切り替えようと考え、最後のタイムを取りました。
その時、とある選手が、「もう一度チャンスを下さい。ここは絶対に彼しかいないです。」と顧問が話をする前に言ってきました。周りの選手もうなずきチーム全体が一人の選手のために動き出していました。
チームのみんなは、その選手が毎日毎日諦めずに、何十本、何百本、何千本と練習で打ってきたかは分かりませんが、どんなに貶されようと、どんな惨めな結果になったとしても、諦めず練習してきたことを知っているので、そのような言葉が出たのだと思います。
思い返せば、インターハイで最後に対戦した相手校は、練習試合も行っていて、その度に3ポイントが入らなくて毎回終わるたびにコートの隅で泣いて帰っていたなと、ふと思い出しました。
周りの選手が、この選手の頑張りを実現したいと感じていたこと、またそれに対してチームが一つになっていること、これがチームとして大切なんだなと再認識させられました。
公式戦で、この選手が決めた3ポイントシュートは、これが最初で最後の1本でした。
試合に敗れ、負けたことはすごく悔しいし、良かったと思うこともありません。
しかし、今大会でチーム全員で勝ち取った、「チームとしての価値」は白岡高校として大きな財産だと思います。
出来ない言い訳をするのではなく、出来るまで努力を重ねる。
やれない理由を探すのではなく、やり続ける意思を持ち続ける。
その結果が今回の成果に繋がっていると思います。
今回の大会で、3年生は引退となります。
この学年はコロナで始まり、今まで大変な状況ではあったと思いますが、応援していただいた関係者の皆様方には、本当に感謝申し上げます。
まだまだチームとしては未熟で、不完全なチームだと思いますが、新チームになってもチームとしての在り方を考え、今後とも努力していきますので、ご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
関東大会 結果報告
関東大会が、6月4日、5日で行われました。
今回は、神奈川県の小田原アリーナで試合をしました。
相手校は、山梨県代表の日本航空高校です。
結果は、63-88で敗退してしましました。
高さや上手さが、白岡高校より高いレベルにあったと思います。
白岡の持ち味の機動力で、いつも通り一生懸命選手はプレーし最後まで諦めずに走り続けられたことは出来たかなと感じますが、やはりもう一歩、シュートの正確性、基本的なパスワーク、ボディバランス等、見直さないといけないなと感じました。
もう3年生にとっては、IHの予選までは時間がないのですが、今一度基本に立ち返り、地味だけど丁寧にやることをチーム全員で徹底できればと思います。
今回の関東大会に関して、神奈川県の役員の方々や多くの関係者によって、安全に大会が出来たこと、それから白岡高校の関係者をはじめ、多くの方々のご支援とご声援によって、生徒がより良い経験が出来たことを、心より感謝申し上げます。
大会の関係者の皆様に関しましては、前日から当日まで、丁寧なご対応ありがとうございました。
祝 関東大会 3年ぶり11回目 出場決定
5月14日から行われた関東大会埼玉県大会ですが、
結果4位 となり
神奈川県で行われる関東大会に出場が決定しました。
新人戦の県大会が途中で中止となり、またコロナの影響で部活動が思うようにできない中、今回の関東予選にかける思いは大きかったように感じます。
それは選手も同じだったと思います。
チームは1年生が4月から入学し、80人を超えるチームとなりました。部活動が大きくなるにつれて、やはり練習が出来る時間や場所が少なくなる中で、いかに全員で同じ練習をし、どうやって向上させていくかが問われるそんな時期でした。
選手の一人一人に自覚を持ってもらい、練習の中で1回1回の大切さを感じてもらいながら練習をしていましたが、やはり練習量は落ち、上手くいかない部分もあり、非常に我慢を強いられてきたと思います。
そんな中で今回の結果が出たことは、非常に顧問としてもうれしく思います。
選手も久しぶりに達成感の味わえる大会になったのではないかと感じます。
しかし、ここで終わったわけではありません。
この後の関東大会、またインターハイ予選と続きます。
ベスト4からの壁の高さを痛感した試合を振り返り、また更に大きくなれるように、今できる事をチーム全員で最大限努力していきたいと思います。
また今大会も様々な方々のおかげで、この大会が出来ていることに感謝申し上げます。
大会最終日に選手には、「今回の大会に関係してくださった全ての方々に感謝し、今後の活動に活かしなさい」と選手に話をしました。
大会関係者をはじめ、チームの保護者の方々、また大会に関わる全ての方々が協力していただけなかったら、このような結果にはなっていないと感じています。
本当にありがとうございました。
新人戦 東部支部大会 優勝
11月28日に終了した、東部支部の新人大会で、15年ぶりに東部で優勝することができました。
今回この大会に向けて、様々な方々に協力していただき、このような結果になったのだと非常に感じています。本当にありがとうございます。
前回の東部支部の選手権では、大会が途中で終了し、選手も残念だった部分もありました。今回は結果だけでなく、最後まで大会ができたことに、また行わせてもらったことに、全ての関係者に対して感謝の気持ちを持たなくてはいけないと、生徒にも伝えてきました。この大会を通して、少しずつですが、いろんな部分で生徒の成長が見られたように感じています。
しかしまだ、チームに課題は多く、1月に行われる埼玉県大会でさらに活躍できるように、気を引き締め、練習やトレーニングに励んでいきたいと思います。
1月までもう少しありますので、ここからさらなる高い目標に向かって、チーム白岡として全体で活動していければと思います。
今後とも、ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
新人戦、開始
皆さんこんにちは、学校のホームページで日誌を掲載することになりました。
少しずつ更新できるようにしていこうと思います。よろしくお願いいたします。
さて、11月に入り東部支部の新人戦が開始されました。
いまだ新型コロナウイルス感染防止で、無観客となりますが、試合ができるという事に感謝をし、今回の大会に向けて全力で活動できればと思います。
前回の東部の選手権ではベスト8までしか試合ができなかったので、選手たちも経験を積むチャンスがなくなってしまい、非常に残念でした。
今回の大会は、現2年生として2回目の公式戦になります。
しっかりチーム一丸となって戦える準備をしたいと思います。
また、選手の皆さんには、この大会を開催するためにご尽力いただいている様々な方々に、感謝の心を持ちながら全力で戦えるようにしていきましょう。
無観客とはなりますが、ご支援、ご声援よろしくお願いいたします。
トーナメント表