校長室より

日誌

明日から中間考査!

 今日は午前中、出張で栗橋まで行ってまいりました。久喜ブロックの校長会議ということで今年度の予定であるとか、その他について確認してまいりました。

 今、戻ってきて、この後、又、久喜で東部地区のPTAの集まりもあります。

 さて、今日は生徒の皆さんは半日授業で、明日からの中間考査に向けて帰宅となっております。こういった時にはついつい、友人とゆっくりと帰ったり、個人として寄り道をしたくなりがちですが、心を強く持って明日からのテスト対策を講じてください。午前中の出張で感じたことは、今日は本当に暑いということです。このような中、帰宅をすると暑さで疲れがドッと出てしまうことになり、眠くなってしまうかもしれません。そういう不測の事態についても想定して、勉強の予定を組んでみてください。

 高校時代の私は、家に帰ってひと眠りして、勉強したいと考えたのですが、起きたら朝だったということで、非常に焦った思い出があります。もちろん、その時の結果はボロボロだったと思いますが、頭はスッキリとしていて、何でも解けるような気がしていたこともあります。(全く太刀打ち出来なかったと思いますけど・・・。)

 中国の聖人の一人である孔子は、立派な人間になるためには「厭わず(いとわず)」「倦まず(うまず)」学ぶことが大事であると説いています。「厭わず」「倦まず」とは「飽きない」という意味ですが、センスが良くても飽きると成長はしないので、(勉強を)やり続ければ、絶対に伸びるということです。白高生の皆さん!必要に応じて勉強を頑張りましょう。

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面談スタート

 生徒の皆さんが表題を読むと「面談は終わったじゃん。。」となると思いますが、私と先生方との面談が今日からスタートします。県立高校(全国的に)すべての高校ではこの時期に「当初面談」と称して校長と先生お一人お一人と面談して、白岡高校(〇〇高校)の「目指す学校像」への目線合わせを具体的にしてまいります。

 先生方は、先週実施された皆さんとの面談をまとめたり、中間考査を作成したりとお忙しい中なのですが、私もこの面談を通じて白岡高校の課題や何を挑戦するのかについて明確化していくために面談をします。(先生方は本当にお忙しいです。)

 さて、今朝のY新聞のコラムには「アメリカの名門大学の教員の掟」が話題になっておりました。曰く「ビールはバドワイザーではなくハイネケンかギネス。車は新車では無くて目立たないもの。お金の話はほぼしない。」なのだそうです。

 私の解釈によれば俗世間が良いとするものに安易に迎合しないというスタンスなのでしょうか?というところです。今の日本の高校教員は「俗世間」を知らなくては、実際の学問は教えられないのではと思っています。それくらい、現在の学問は浮世離れしたものではないと確信してます。

 浮世離れした学問は社会の進化・変化に適応できない生徒を創ってしまうかもしれないという危惧があるからです。

でも、自分が高校時代に学んだ「純粋学問」の方が、ステータスとしては上なのだろうなと常に心には置いております。先生方と意見交換をして、白岡高校の未来への挑戦を考えてまいります!!

 

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平和に共存

 今日は「平和に共存する国際デー」という記念日だそうです。国連が認めているので、英語での表記となりまして「International Day of Living Together in Peace」となります。正確に翻訳すると「平和裏に共存する国際デー」ということと訳されます。

 「平和裏」(へいわり)とは、「平和な状態のままで」「平和のうちに」という意味になります。この国際デーは、平和・連帯・調和の持続可能な世界を築くために、違いと多様性の中で団結して生き、共に行動したいという願望を支持することを目的としております。

 私が思うに「平和に共存するためには、他の人との違いを受け入れ、耳を傾け、理解し、尊敬し、感謝する」ということが重要だということです。しかし、自分にとって耳の痛い話になると、そういったことは出来なくなることもあります。お家の方、先生方の話すことは耳の痛い話かもしれませんし、友人のアドバイスも素直に聞けないかもしれません。

 私は高校時代、考査が近いのに陸上競技の練習に熱心に取り組んで(試験勉強からの逃避だったのですが)勉強をしていなかったところ、同じ陸上競技部のA君から「(勉強から)逃げてるんじゃねーよ!」と本当のところを突かれました。A君には「勉強ばっか(り)してんじゃねーよ。」と(むなしく)言い返しましたが彼の言う通りだよなと心の中で思ってました。(蛇足ですが、勉強好きのA君は大学4年生にして司法試験に合格し、今も弁護士をしてます。立派だと今でも思っております。)

 さて、白高生の皆さんも21日から中間考査です。勉強しましょう!!

 

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ヨーグルト

 1845年の今日、「ヨーグルト」を研究し、「ヨーグルトが健康に良い。」と世界中に紹介したロシアの微生物学者イリヤ・メチニコフ博士(1845~1916年)が生まれたそうです。
  メチニコフ博士は、ブルガリアに長寿者が多いのはヨーグルトに含まれる乳酸菌のためであるということを突き止めたなどの功績で、ノーベル生理学・医学賞を受賞したという人です。面白エピソードとしては、少し変わった科学者だったため、「科学の魔王」というあだ名があったようです。

 私はほぼ毎日「明治ブルガリアヨーグルト」を食しておりますが、1970年(昭和45年)に開催された大阪万博の「ブルガリア館」で明治のスタッフがプレーンヨーグルトを試食し、感銘を受けたことがきっかけとなり開発が始まったようですので、私が生まれた時には、まだ、明治・・は無かったということが分かりました。(またも年寄りネタです) 

 翌年1971年(昭和46年)に日本最初のプレーンヨーグルトとして「明治プレーンヨーグルト」が発売されました。そして、1973年(昭和48年)に「ブルガリア」の国名を商品名に使用することをブルガリア政府から正式に許可され、「明治ブルガリアヨーグルト」に名称が定まったとのことで、現在では、日本国内のヨーグルト市場の3割を占めるトップブランドとなっております。

 若い皆さんもヨーグルトを食して今のうちから健康管理をして長寿社会で「健康寿命」を伸ばしてください。

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摂氏と華氏

 今朝、温度計が20℃を指しており、いよいよ暑さ到来だなと身構えておりました。そして、今日は「温度計が世界で初めて作られた日」という記念日なのだそうです。

 先ほど表現したように、今朝は20℃です。この「℃」というのは、摂氏(せっし)と言われ、日本で使用されている温度で英語では「degree Celsius」です。「セルシウス」と言います。又、華氏(かし)は英語圏の国で使用されている温度で英語では「degree Fahrenheit」です。「ファーレンハイト」と言います。なお「°F」の記号で表記されます。

摂氏と華氏の変換式を書くと以下のようになります。

 摂氏(°C)=(5÷9)x (華氏(°F)-32) 華氏(°F)=(9÷5)x 摂氏(°C)+32

例えば、皆さんが知っているように、水は100℃で沸騰しますので、摂氏100℃を華氏で表すと、①9÷5=1.8②1.8×100=180③180+32=212℉となります。

 こんなこと知らなくても良いじゃないか!という声も聞こえてきそうですが、今でもアメリカやイギリスなどではこの表示の温度計もあるようです。つまりは我々の尺度が絶対に正しいというのは一定認められるのですが、そうでもないこともあるということを知ってほしいと思い、今日のブログにさせていただきました。

 

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キャリア教育

 1980年代後半から教員となった時には「キャリア教育」といった言葉が出てくる時代ではありませんでした。2000年代に入り、この言葉が急速に広まりだしました。しかし、これは正社員として30年以上勤務する前提のものであったと感じています。

 現在は転職当たり前の世の中ですので高校時代のキャリア教育だけで完結は出来ないのではと思います。

 さて、昔に流行した「もし、日本人が100人とすると・・」のような推計を「もし、高校入学者を100人とすると・・」で考えてみると①100人が入学し94人が高校を卒業する。②進路は大学51人専門学校等21人就職18人③大学入学者のうち45人が大学卒業、大学院進学が6人就職28人④大学から就職した28人のうち3年間以上継続して一つの会社にいる人は20人高校卒業して就職したうち11人が3年間以上継続して一つの会社にいるなんていう計算で、100人中41人が3年間以上一つの会社で働くということになるようです。つまり100人中59人は転職する時代だということです。

 学校の教員は基本的には40年程度、同じ職業についてますので、この辺が今の生徒に正確なキャリア指導が難しいのではないかと思うところです。

 結局、何が言いたいのかというと「今の時代は、狭い考え方ではキャリア教育は不可能である。」ということです。

 お互いに悩んで議論してより良い環境を創っていきましょう!!という話でした。

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PTA総会

 今日は雨の中、PTA総会が開催されます。その前の午前中は「授業参観」となっております。ちょうど今、4時間目が終了しました。

 私もせっかくの機会なので、保護者に紛れて先生方の授業を覗いてまいりました。白岡高校には若手の先生方が多くいて、デジタルを駆使した授業をやっていました。もちろんベテランの先生も理科の授業で、先生ご自身による解説動画を見せている授業もありました。

 昭和から働いている、つまり「チョーク&トーク」世代の教員としては、デジタルがすべて良いとは、校長だからといって首肯しているわけではありません。しかし、実際に授業を受けている主体は生徒たちですので、生徒が理解できるのであれば積極的に取り入れた方がよろしいと考えます。

 今の世代の若者は、就職しても全ての業種でデジタルは欠かせないのでしょうし、スマートフォンは誰でも操っているわけですので、スマホも満足に扱えない私が何か言うことは出来ません。

 高校生に入学すると「高1クライシス」なんていうネガティブな言葉があり、この時期をうまく乗り切っていくことが大事だとされております。

 今日の授業をお家に帰ってからもご家族でお話しあって、団らんをお過ごしください。

 これから午後は「PTA総会」となっております。ご来校されていらっしゃる保護者の方々に感謝申し上げます。

 

 

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明日は授業参観とPTA総会です!

 5月も半ばとなりました。白岡高校では明日、10日(土)午前中は公開授業(4時間目)午後はPTA総会となっております。天気予報的には良くない天候だそうですが、元気に登校してお家の方々に授業での雄姿を見せてください。

 そして、21日からは中間考査です。1年生は高校生となって初の考査です。2,3年生の人には始業式で、私の体験談をお話ししましたが、まずは、初の考査です。中学校よりも細分化された学問の体系に慣れ、自身の力試しをしてください。

 極端な意見となりますが(あくまで私見なのでお許しください。)私自身は高校生は「どんなに努力しても出来ない教科がある。」と気付ける時期なのではないかと思っています。私個人は高校時代に物理という教科科目を一日中勉強しても全く理解できずにおりました。そこで「自分は文系なんだ」と感じ、今の職業に結びついております。

 やっても出来ない科目に出会うことは高校時代なのだと思っています。ただ、説教じみたことを言えば「やり切って分からん!」というくらいにはなってください。やり切らなければ「実は時間さえあれば出来るんじゃないかな?」という未練になります。

 自分としては物理学という響きが出来ると恰好よさそうに思えて時間はかけましたが理解出来ず、悲しくなりました。でも、やり切って出来ないので悔いはありません。(開き直りともいうべきでしょうけど・・。)

 皆さんもとことん勉強して自分に向いている教科・科目を体感してください。

 

 

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赤十字の日

 1948年(昭和23年)の今日、スウェーデンの首都ストックホルムで開催された第20回赤十字社連盟理事会で制定されたのが「世界赤十字の日」なのだそうです。
 この日は、赤十字の創設者であるアンリ・デュナン(1828~1910年)の誕生日でもあるそうです。

 彼は、1859年にイタリア北部で起こったソルフェリーノの戦いで多くの放置された死傷者の姿を見て、その惨状に胸を痛め、これをきっかけに赤十字を創設したといわれております。敵味方の区別なく苦しむ兵士を助ける中立・博愛の団体となりました。

 なぜ、こんな話をするかというと、昨日、校長会の理事会があり、参加したところ、日本赤十字社埼玉県支部の方が来て、青少年赤十字(JRC)の加盟を高校の校長たちに訴えていかれたからです。

 皆さんは日ごろ、献血などをしたことがあるでしょうか?(無理にすることもないのですが・・・。)

 一番わかりやすいのはこの「献血」のキャンペーン活動も赤十字のお仕事です。私などは献血をずっとしているのですが献血は男性は69歳までしか出来ませんので、あと10年も出来ないのです。(女性ですと54歳までですので私が女性でしたらもう出来ない年齢になりました。)
 最近は、前期高齢者(65歳~74歳)にも近づいていて、何かをするにも「自分の年齢で出来るのか?」と確認するので、そういったことを考えないで何かを出来るって幸せなんだな!と思っております。皆さんは特別なことがない限り、考えないで色んなことに挑戦できるはずです。今、挑戦出来ることを頑張りましょう!!

 

 

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連休明け!ソフトテニス部関東大会出場!

 GWもあっという間に過ぎ去ってしまい、連休明けは生徒の皆さんも何となくダルイかもしれません。

 でも、やる気の漲っている人にはGWも普段の日も変わらないかもしれませんが、一般の生徒の皆さんは、ゆるりと通常生活に戻っていってください。

 さて、今朝、職員打ち合わせでソフトテニス部顧問のT先生から「ソフトテニス部が関東大会に出場しました。」というご報告がありました。

 部活動の上位大会に出場する確率は、計算上は東京大学や旧帝大、または早慶・MARCHといった最難関・難関大学に入る確率よりも厳しいのが現状です。ですから高校の中でも関東大会のような上位大会に一つの部活動も出場できないことはよくあることです。白岡高校では、県大会以上に進出する部活動が複数あります。とても喜ばしいことです。

 詳しくは壮行会等で明らかになるかと思います。白岡高校ソフトテニス部の皆さん、おめでとうございます。そして関東大会でも力を発揮してください!!

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