校長室より

2010年10月の記事一覧

PTA・後援会理事会

注視(10月15日に開催されたPTA・後援会理事会での話題)
 理事会の折に、副会長のお一人から、本校ホームページの「校長室より」をいつも見ていますとの一言をいただきました。実は、以前にも他の副会長さんから同様のお話しをいただきながら、更新を怠ってしまい、心苦しく思っていました。そこで、ホームページのリニューアルに伴い、7月から更新に努めていたところ、このようなお声をかけていただき、改めてお詫びと感謝を申し上げますとともに、これからも引き続き更新に努める覚悟をここに表明させていただきます。
 ところで、今回のように、他の人から見られることで、人は様々な影響を受けるものです。また、日本語には「見られる」以外にも、「視られる」「観られる」「覧られる」「看られる」「診られる」など、様々なみられ方があり、それぞれに「みられる」本人の受け止め方が違ってきます。
 先日、出張で電車に乗った際に、二十歳前後の男の子(青年?)が着ていたTシャツの背中に、次のような言葉がプリントされていました。
 Think like a man of action.  Act like a man of thought.
 訳は、「行動する人間として思考し、思考する人間として行動せよ。」でしょうか。
つい気になったので、Tシャツの彼の背中をじっと「視て」手帳に書き写してきました。後で調べたところ、これは1927年にノーベル文学賞を受賞したフランス人のアンリ・ベルクソンの言葉でした。
原典は、
 Think like a man of action , act like a man of thought.
のようです。
 「みる」者も、相手から影響を受けるものです。
 
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第1回学校説明会

道標(学校説明会に来校いただいた中学生と保護者に 平成22年10月9日)
 ……先日、ある中学校の校長先生とお話しをしたときに、その校長先生が「集団のもつ規律の高さや文化の高さが個人の方向を決定する。」という言葉を引用して、今日の学校のあるべき姿を語っていらっしゃいました。
 私も、全く同感ですし、このことはまさしく本校が目指していることでもあります。白岡高校の雰囲気や校風は、きっと皆さんの大切な将来をしっかりと方向付ける助けになると思います。また、本校の全ての教職員がその覚悟を持って皆さんを迎えます。……
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初任者研修会場校

使命(初任者研修会場校校長あいさつ、平成22年10月6日)
(今年度新規採用された先生方が、本校で、生徒指導の在り方に関する研修をされました。3年連続で、会場校になりました。)

 …もちろん、対応すべき時には(生徒がしてはいけないことをした場合など)には、全力で臨まなくてはなりません。本校でも、先生方に厳しい指導をとお願いしています。その際には、生徒を怒るのではなく、叱って欲しいという話もしています。怒らずに、叱るということです。
 しかし、皆さんには、生徒指導を広い意味で捉えていただきたいのです。本来、授業やホームルーム等で、先生方が生徒に発する言葉の全てが生徒指導につながるものなのです。例えば、励ましてやる気にさせる。あるいは、生徒の言葉に耳を傾け共感することで安心させる などなど。いずれも、とてもエネルギーが必要な教育活動ですが、教員として失ってはいけない部分であり、そこに生徒指導の本質があると思います。皆さんが発する生徒への一言一言が、全て生徒指導なのです。…
 
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全校集会・更衣

多面体(10月1日全校集会:校長講話より)
 ……カップヌードルは、現在14種類も発売されていることを最近知りました。カレー、シーフード      などは私も知っていましたが、他にもスパイシーグリルチキン、ベーコンポテトマヨネーズなど、単に私だけが知らなかっただけかもしれませんが、とてもバラエティーに富んでいます。
 このように、カップヌードルという1つの名称があるにもかかわらず、実はそこに何種類もの商品があることで、カップヌードルが多くの人たちから注目されています。
 一方で、我々自身を振り返ると、自分のスタイルにこだわるあまり、柔軟な振る舞いができなくなり、気付くと一部の特定の人たちとしか話をしないようになっていたりします。
 病気として診断されたわけでもないのに、「二重人格」なんていう言葉が使われることがありますが、決して良い意味では使われません。むしろ、首尾一貫していることが良しとされる傾向があり、○○さんらしい、筋が通っているなどと評価されることが多いものです。しかし、当の本人は、その人のある一面だけが強調されることで、意外に窮屈に感じていることがないでしょうか。
 20代の頃、まだ教員になりたての頃、先輩から、「人は多面体だよ」と言われたことがあります。人は、いろいろな形でできたたくさんの面でできているから、ある一つの面で自分に合わなくとも、必ずぴったりつながる面を探せるばずなので、簡単に人をこうだと決めつけずに、粘り強く人間関係を大切にしようと言われました。
 生徒の皆さんも、○○らしくとか、自分らしさとかに必要以上にこだわらずに、(病気として診断される場合は別にして、)「二重人格」よりもさらに多くの新しい自分を発見する楽しさを大切にしながら、周りの人たちの良さにも気付けるようになって欲しい。
 今年度も、すでに6ヶ月が過ぎました。今日から始まる後半の6ヶ月を元気に頑張ろう。
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