校長室より

2012年5月の記事一覧

五・三・二で導く(PTA総会)

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ところで、「育てたように子は育つ」といいますが、高校生くらいになると、説教をしたところで、なかなか受け入れてくれないものです。受け入れてくれないどころか「うるせ~。よくそんなことが言えるな」などと、こちらが説教をされてしまうこともままあったりします。まったく、いやになってしまいますが、案外、親が子どもの心を知っているよりも、子どもは親の心をずっと知っているのかも知れません。

 二宮尊徳の言葉に
「可愛くば 五つ教えて 三つほめ 二つ叱って よき人となせ」
という言葉があります。
 なぜ五三二なのか。合計すれば十になります。でも五四一ではない。つまり一回ではなかなかうまくいかないということです。何度も何度もやらないとダメなのだろうと言うことです。十のうち、半分くらいの割合で教えることに力を尽くし、三つくらいはほめるようにし、叱る割合は、ほめるよりは少なくして二つくらいがよい。ということです。
 何度も根気よく教え、何度も温かくほめ、何度も粘り強く叱ることが大切ではないのでしょうか。
 いずれにしても子育てに王道はありません。
子どもたちのより良い成長のためにも、学校と家庭が手を取り合って、協力してやっていくのが肝要かと思います。
 
 最後になりますが、毎年11月に行っている学習実態調査によりますと、生徒の平日の家庭学習時間は、全くしないが45%、1時間以上しているが16%という状況です。つまり勉強していても約40%は1時間以下、つまり85%は、ほとんど勉強していないということです。
 学習効果を上げるには、家庭での予習・復習が不可欠ですが、この実態を改善するには、保護者の皆様の粘り強い叱咤激励が必要でございます。
 是非とも、五・三・二で子どもたちを導いていただきたいと思います。
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自信と誇り(5月全校集会)

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 さて、先ほどの白岡高校生としての「自信と誇り」ということに関して、あるエピソードを紹介したいと思います。このことは、本校で教頭先生として勤務していた先生(今は校長先生)から聞いた話です。
 先月の4月9日、入学式がありましたね。その先生が、帰宅をするので、久喜駅で電車に乗ったところ、白岡高校の制服を着た男子生徒とお母さんが乗っていました。(入学式の帰り)

 そこに、2人の女性が乗ってきました。その2人の女性が、白岡高校の制服を着た親子を見て、近づいて来て声をかけました。どう言ったと思いますか。その2人の女性は、その親子にこう言ったんです。  
「白岡高校、入学おめでとうございます。」
                                                        
 そして、こんなことを話したそうです。
「私たちは、白岡高校の卒業生です。」
「白岡高校は、本当に面倒見がよくて、先生方が一生懸命の学校ですよ。」
「生徒指導は厳しいけれど、3年間我慢すればいいから」
その話を聞いて、お母さんが、子どもの髪を見て、「これだと引っかかりますか?」
と聞いたところ、「う~ん、もみあげが長いからひっかかりますね」
なんて、卒業生が、頭髪検査をしてくれていたそうです。
                                                          
 ここで、私が、言いたいのは、卒業生が、後輩になった生徒を見て、
「入学おめでとうございます」と言える、なんと素晴らしいことなのかということです。
                                                         
 白岡高校生であること、あったことに、「自信と誇り」を持っている、そのことに感動しました。
と同時に、卒業生が白岡高校をいつまでも誇りに思っていただけるように、今いる私たちが、
自分の個性能力を最大限発揮する努力をし、何かの力で学校の名をたかめるよう頑張ることが、大切であると感じました。
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