校長室より

2013年1月の記事一覧

夢をかなえる(3学期始業式)

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さて、新年にあたり、皆さん、今年一年どのようにすごしたいか、どんな夢をかなえたいか決めましたか。
○ 「夢をかなえるゾウ」という本があります。今から5年前に出た本で、水野敬也(みずのけいや)という人が書いています。実は次の年にテレビでドラマ化されています。主人公は小栗旬が努めていました。見た人もいると思います。  
 少しその内容をお話ししましょう。
自分の人生を変えたいと思っているサラリーマンが、関西弁のインドの神様ガネーシャから与えられた様々な課題を実践し、身につくまで続けるというものです。
 課題は、全部で29あって、どれも簡単で当たり前のことですが、続けることが難しい課題です。例えば、「靴を磨く」「トイレ掃除をする」「その日がんばれた自分を誉める」「運が良いと口に出して言う」「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」、この「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」に関してはガネーシャの言葉で、つぎのように語らせています。
(ガネーシャの言葉:人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。例えば・・・親や)耳が痛いですね。
 そして、最後の29番目の課題、それは、「毎日、感謝する」です。少し引用してみると、
「自分の中に足りんと感じていることがあって、そこを何かで埋めようとするんやなくて、自分は十分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないことを見つけ、そこに愛を注いでやる。・・・自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れると思うてるかもわからんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや」
 「身の回りにあるもの、友達や、恋人、親、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも全部、自分が生きるために存在してくれてるもんや。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有り難いものなんや。 朝起きた時でも、寝る前でも、いつでもええ。 親にでも、ともだちにでも、ものにでもええ。 世界をかたちづくっている何でもええから、感謝するんや。足りてない自分の心を「有り難う」て言葉で見たすんや。ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。そうやって感謝するんやで」
 そして、ガネーシャの課題を、続けた平凡なサラリーマンは、くじけそうになってもガネーシャの言葉を思い出しながら、ゆっくりと前進し、自分の夢をかなた。という話です。
 なお、「夢をかなえるゾウ2」が昨年12月に刊行されています。なかなかおもしろい本です。
どのような立場の人でも、この世の中を自分一人で生きていくことはできません。
 人生に必要なものは、感謝と思いやりです。
 
○ 最後に3年生のみなさん
 卒業まであと少しです。何にもしなければあっという間に過ぎるでしょう。
 でも、あと少しをどのように過ごすかによって、君たちの高校生活が実り多かったものかそうでなかったかがはっきりするのだと思います。
 終わりよければすべてよし。
 君たちひとりひとりが一日一日を大切に過ごすことが白岡高校への恩返しになると思います。
それでは、今年が君たちにとっても白岡高校にとっても輝かしい一年になることを祈念して挨拶とします。
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