2016年1月の記事一覧
埼玉県東部地区高等学校音楽祭
他の行事との都合で、吹奏楽部の演奏を聴くことはできませんでしたが、音楽選択者の合唱2曲「キミのもとへ・・・」「時の旅人」リハーサルから聴くことができました。
クラスが違ったり、放課後は皆部活動のために全体練習は2回ほどしかできなかったということですが、リハーサルでもよく声が出ていました。舞台経験の豊富な吹奏楽部のメンバーもいますが、こんなに広いステージで、他校の高校生の前で歌うのは初めての生徒も多く、皆緊張気味でした。
そして本番。音楽選択者頑張りました。君たちは本番に強い!顔を上げ、胸を張り歌う姿は堂々としていました。リハーサル室より声量がありました。笑顔がみえる生徒もいました。無伴奏の部分でも明るい声を張れていました。ハーモニーの音もばっちりあっていました。久しぶりに聞く男女混成合唱の素敵な歌声、聴かせてくれてありがとう。
リハーサル室での練習風景です。
白岡市PTA連絡協議会全体研修会
小休止のあと、立正大学特任専任講師 西谷尚徳 先生による「キャリア実現のための進路教育~プロ野球選手から大学教員への転身~」という講演をお聞きしました。
西谷先生は元プロ野球選手であり、ご出身は隣の久喜市です。久喜中→鷲宮高校→明治大学→東北楽天ゴールデンイーグルス→阪神タイガース→中学校高等学校教員→大学教員という経歴をお持ちの方です。国語の先生になるための勉強を六大学野球の首位打者や主将を務めながら続け、ドラフトにかかったので迷いながらプロ野球の道に入ったこと。プロ野球選手時代に修士をとられたこと。驚きました。
今は、「日本語表現」という授業の中で、大学生に論文やレポートの書き方を教えたり、公務員や教員採用試験に対する小論文講座もお持ちだそうです。
講演も野球を題材にし、ご自分の経験や学ばれてきた専門分野を中心にお話しいただきました。親として学校としてこども達のキャリア教育や進路指導に生かせるお話がたくさんありました。
特にイチロー選手と川崎選手の打撃映像から、投球がグラブに収まるまでのどの部分を見るかで選球眼やストライクゾーンが変わることが、一流選手とそうでない選手の違いであること。これは勉強になりました。同じ事象であってもどの部分にポイントを置くかによって、その解釈やその後の行動が変わります。
キャリア実現のためには、輪郭や完成形をイメージすることが必要であり、目標とプロセス・俯瞰してみる目・自分を認めつつもやろうとする意志が大事であるということもお話しいただきました。
プロ野球選手と大学の先生。誰もが憧れながらもなかなかかなえられない二つの夢を実現した西谷先生。中学生の時から自分の意志を貫き、目標管理と具体的な行動を積み上げることでキャリアを築いた先生そのものが表れていた本日の講演でした。
西谷先生が実際に着用されたプロ野球チームのユニフォームと帽子を記念撮影用においていってくださいました。皆さんこぞって撮影をされてました。写真は本校のPTA役員の方たちです。お疲れ様でした。そして、西谷先生ありがとうございました。
華道部の皆さんありがとう!
悠友会の皆様ありがとうございました
毎年6月に放送部の大会があり、アナウンス部門では校内放送のニュース原稿を読むことが課題となるそうです。その原稿の題材として、昨年本校野球部が夏の県大会で準優勝した時に、地域の方たちからたくさん応援をいただいたことをとりあげたいという企画が出たそうです。地域の人がどのように支えてくださったかを、直接お聞きしたいということで、夏の大会の応援に何回も球場に足を運んでくださった悠友会の方たちにご来校いただき、放送部員がインタビューしました。
応接室での楽しそうな雰囲気は、隣の校長室にも伝わってきました。
悠友会の皆様、わざわざおいでいただきましてありがとうございます。きっといい原稿になると思います。今後ともよろしくお願いいたします。
男女バスケットボール新人戦県大会
9日(土)は春日部ウイングハットで行われた女子対深谷第一高校戦でした。結果は73対54で白岡の勝利。いつもにましてよく走り、特にディフェンスが良かったと感じました。3人の3年生も応援に来てくれて、ベンチワークのお手伝いをしてくれました。その3年生のアドバイスが的確で驚きました。1・2年生選手の特徴をつかみ、短い時間に短い言葉で端的な助言をしてくれてました。さすがです。
10日(日)は上尾運動公園体育館で行われた男子対浦和高校戦でした。善戦しましたが追撃及ばず57対70で敗戦。前回も感じましたが、身長の高い相手に対して全身でジャンプしてボールを奪おうとする選手や、脚を使って粘り強いディフェンスをする選手の姿に感動しました。
また、男子の試合の中でギャラリーから応援してくれていた部員の一人が「♪♪空晴れて~♪♪」と校歌を斉唱してくれました。校外で聞く校歌はまた格別でした。
残念ながら男女とも2回戦で敗退となってしまいましたが、この悔しさを次の大会で味わわないように、練習頑張りましょう。保護者の皆様も応援ありがとうございました。
白岡女子は青のユニフォームです
(1月10日(日)対児玉高校戦:本校職員撮影)
嬉しいお手紙をいただきました
冬休み中に「クリスマスカードのお礼です」と言って、近くの老人センターの男性が下記のようなお手紙を学校に届けてくださいました。
12月24日
白岡高等学校の皆様へ
クラブ活動の中、老人センターにメリークリスマスの言葉をいただき、また長生きができます。とても嬉しく涙が出ました。
昨年はもうわずかな所で野球は負けてしまい本当に残念でしたね。次回は頑張って1位になることを楽しみにしております。本当に残念でしたね。負けるとは思わなかった。絶対旗を持って来て下さい。
白岡高等学校には何かとお世話になっており、姉の子どもが今から数十年前に有難うございました。現在は介護士をしております。さいたま市内の病院で働いております。皆さんの部活や八幡神社の絵が、本当に素晴らしい思い出や記念に残ります。他の学校はこのようなことはしておりません。
こんど、老人センターに皆で見学に来て下さい。お待ちいたしております。ありがとうございました。
お心を慰めようと送った手紙にお礼をいただき、こちらも嬉しくなりました。ボランティアは一方通行ではなく、双方向の交流なんだとあらためて感じました。
3学期始業式
3学期が始まりました。
始業式では今年の干支の申にちなみ、「見ザル、聞かザル、言わザル」の三猿の話をしました。
十二支のそれぞれの動物は後からあてはめられたものであること。今年の申の意味は草木が伸び、果実が成熟して固くなる様子を表しているものであること。昨年の白岡高校ではこれまでの努力のおかげで大きく花が咲いた。今年はその後の実を育てる年としよう。そのためには「見ざる、聞かざる、言わざる」ではなく、「周りをよく見て、人の話や忠告をよく聞いて、大きな声で挨拶をし、自分の意見をしっかり言おう」の「見よう、聞こう、話そう」で頑張ろう。という内容の話をしました。
いつもながら、私の話をしっかりとした態度で聞いてくれる白岡高校生をみて、身が引き締まる思いがした3学期初日でした。
本年もよろしくお願いいたします
新年明けましておめでとうございます。
仕事始めの本日は春のような陽気となり、グラウンドで練習していた陸上部やソフトテニス部を見に行きましたが、コートも手袋もいりませんでした。体育館内では男子バスケットボール部がOBを迎えての実践的な練習、男子バレーボール部が桶川高校との練習試合を行っていました。午後は女子バレーボール部、女子バスケットボール部、女子バドミントン部の練習が予定されています。
どの部も新年初めての練習です。怪我のないように頑張ってください。
校内では英語の補習が行われていました。先日は3年生が進学先で必要とされるTOEIC対応の補習もありました。美術室では美術系の大学に進学する3年生が課題のデッサンを一心不乱に描きこんでいました。
一人ひとりの夢の実現に向かって生徒と先生が頑張っていた冬休みの白高の風景です。
本日の埼玉新聞に、12月29日に白岡八幡神社に美術部作成の絵馬を奉納した記事を掲載していただきました。(絵馬作成の詳細は日誌をご覧ください。)12月31日の読売新聞にも載せていただきました。昨年末は、「ひこべえの森冬のつどい」「市役所でのランチタイムコンサート」など地域との連携行事に多く参加させていただきました。1年を振り返ってみると、その他にも、小学校での陸上教室(陸上部)、地域の清掃活動、中学校との合同演奏会(吹奏楽部)、保育所や地域施設でのふれあい活動、わんぱく商店街、こいのぼり祭りなど、地域に根差した学校としてたくさんの行事でお世話になっています。
今年は創立40周年を迎えます。次の10年に向けて、今後とも白岡高校と白岡高校生をよろしくお願いいたします。