2025年5月の記事一覧
【校長ブログ】地図は現地ではない!
この言葉は、私の中学校時代の社会科(地理)の先生の言葉です。私は(というか私たちは)遠足のグループの事前学習ということで、遠足の行先の地図を一生懸命に眺め、どこからどのように回ると一番合理的であるかを考えて計画を立てていました。
わざわざLHRの時間を使って考えなさいと言われて考えていたのに、矛盾したことをおっしゃるなぁと思っていました。ただ、実際に現地に行ってみると、地図で見た感じとは違って、なかなか目的の場所にたどり着かなかったということになりました。
その先生は「実は、地図を作成する人は悪意はないけれど、見た目を気にして美しく作りすぎる傾向があり、方位や距離に対して正確性を欠けることもあるのだ。」とおっしゃっていました。
その真偽については、いまだに分かりませんが(地図をそんな見栄えで作っているのかな?という疑問があり・・・。)その時の先生は、頭の中だけで遠足を完結するのではなく、実際に行って、風景を感じ、気候を感じ、経験しなさい!と言いたかったのではないかと思っています。
今日は遠足で、皆さんは、今ではスマホで案内されるかもしれませんが、自分の感性を信じて、周りの景色を感じ取ってほしいと思っています。
学校では、いつもの白高とは違い、静寂に満ちております。少し、さみしく感じます。あいにくの天候ですがカレーは完成しましたかね?皆さんで美味しくいただきますが出来ると良いですね!!
※無事にお家に帰るまでが遠足です!(学校の定番な言い方)お帰りも気を付けて、新たな友人関係を築いてください。又、もっと友情を深めてください。
【校長ブログ】明日は遠足!
今朝は分校の生徒さんが4名、校長室に来室してくれて「野菜販売」をインフォメーションしてくれました。ホワイトにんにく、国産(校内で栽培しているので)にんにく、新玉ねぎの3種類とのことです。
ご丁寧に、そしてしっかりとした態度でご挨拶いただき、大変感動しました。分校の先生方のご指導も素晴らしいと思いますが、分校の生徒さんたちのお家の方の教育も素晴らしいと感じます。
さて、高校の方は、明日、それぞれが遠足です。特に1年生は初めての集団行動ですので楽しみにしているかと思っております。「こもれびの森のイバライド」というこの地域の高校では有名な遠足の場所です。
ここではカレーライスを班ごとに作るというミッションがあります。天候が心配されますが、カッパなどを持参していただき、雨であっても「恵みの雨」と前向きにとらえていただき、クラスの友好の輪を広げてほしいなと思います。
私も小学校や中学校時代、遠足等でカレー作りをしました。私はカレーを作るのが好きでしたので、マイ飯盒を持参して臨んでおりました。調理も好きであったので、率先してカレーを作り、先生方からは「カレー作りが上手だね。」とほめられ調子に乗っていた小中学生時代でした。
今日でしたら、しのぎやすい一日のような気もしますが、もともと決まっている日程ですので、そこは諦念(ていねん:分からんかったら辞書で調べてください。)してお互いに協力し合って世界一美味しいカレーを作ってください。
ほかの学年もそれぞれ目的をもって遠足にまいります。言わずもがなですが、一般のお客様方、一般の市民の方もいらっしゃいます。白高生としての節度をもって、楽しんでください。
【校長ブログ】コインランドリーの日
今日5月28日は「コ(5)インランドリーで、ふ(2)わ(8)ふわ」という意味でコインランドリーの記念日なのだそうです。
皆さんはコインランドリーに行ったことがありますか?私は数回、利用したことがあります。最初は誰が使ったか分からない洗濯機を利用することに抵抗感がありましたが、どうしても明日に着用しなければいけないジャージやユニフォームを洗濯しなければならなくなった時に使用したら思いのほか暖かく出来上がったので、嬉しくなってその後、何度か使用しておりました。最近は物騒な事件も起こっているので、夜にコインランドリーに行って、事件に巻き込まれたくはないかなと考え、利用しておりません。
空いている時間を選ぶので、結構な夜に行きますと1時間程度の時間待っている際にちょっと物騒だなと思うことがあります。
どんなに汚れたジャージでも気にせずに洗えるのは嬉しく感じたことがあります。今はエネルギー代も高騰しておりますから、いくらくらいになっているのでしょうねとか考えてしまいます。
土地がある方は、こういうお仕事も考えられるのかもですが、色んなことを視野に入れて高校生活を送っていただきたいと思います。
汚れたジャージよりも綺麗なジャージの方が良いなと思うのは体育祭が近づいているからです。
今日も自主的に昼休みにグランドに出て、体育祭の応援パフォーマンスを元気にやっている白高生です。
【校長ブログ】壮行会と生け花と県展
今日は放課後の時間に全校生徒に体育館に参集していただき、ソフトテニス部の関東大会出場の壮行会を開催しました。
私が申し上げたのは、関東大会に出場するのは、首都圏においては公立高校は結構難しいという話です。首都圏には私立高校がたくさん存在しており、埼玉県からも県内のみならず、東京都等に通学することは容易なことです。
そんな中、150年近くの歴史あるスポーツのソフトテニス部が関東大会出場というのは本当に素晴らしいことです。きっと関東大会でも白岡高校の名を轟かせてくださるでしょうけれど、まずは体調管理に気を付けていただいて本来の力を発揮していただけることが何よりと思います。
生徒会長の激励の言葉も選手たちにとって何よりの励ましになったのではと推察します。準備にあたられた生徒会の役員さんもお疲れ様でした。
又、そのあと、日本文化部の生徒お二人が校長室に来てくださり、生けた百合の花を持ってこられました。校長室が文字通り華やかな感じとなりました。ありがとうございます。
そして、忘れてならないのが、美術部です。私が朝の打ち合わせのために職員室に入ろうとすると、お二人の生徒さん(美術部)が5月28日からさいたま市北浦和駅徒歩7分くらいにある埼玉県立近代美術館で開催されております県展の彫刻部門に入選されたとのご報告を受けました。今朝の埼玉新聞にもお二人のお名前が掲載されております!これも素晴らしいと思いますし、見に行きたいと思っています。
このように、白岡高校の運動部も文化部も頑張っているということが本日の何よりの私の喜びです!!
【校長ブログ】中間考査最終日!
先週から続いている中間考査の最終日が今日です。今日は暑くもなく寒くもなく、ベストなコンディションだと思います。テスト中ということもあり、教育系の情報では(校長としては、教育系の情報が入るようにスマホには、常に教育系の情報が入るような手立てをしております。)テスト前に徹夜をして勉強している子供に向かって母親が「体を壊すまで勉強することはないです。ぐっすり寝て、気持ち良く0点を取ってきなさい!」といったというエピソードがありました。
私が高校生の時代には、潔く0点を取るまでの勇気は持ち合わせておりませんでしたが、 一生懸命に勉強しても物理は5点(100点満点で)ということがありました。それも5点は、選択問題で「アからオの中から選びなさい。」という問題でまぐれ当たりでしたから実質は0点だったなと今でも恐ろしく感じます。
しかし、陸上競技というか運動の世界では、運動力学は物理学です。地面にどんな力をぶつければ、その反力でスピードが出るのか?ということを考えながら試すことは大事なことであると部活動の顧問になった時には大事に考えました。
皆さんも今は「こんなことが何の役に立つのだろう」と思うこともあるでしょうけれど、将来の選択肢が増えるという意味では、勉強をすることは役に立つと思います。
考査が終われば「遠足」が待っています。気持ちよく「遠足」に行けるように今日も頑張ってまいりましょう!!
【校長ブログ】小学校で「情報」新設!
今日は昨日と比較して気温が下がっています。5月はこのような感じの方が良いと思っています。考査第3日目ですが過ごしやすい方が頭の回転も良くなる気がします。実力を出し切りましょう。そして、土日を挟んで月曜日の考査最終日に備えてください。
さて、今朝の新聞には標記の話が出ておりました。ネガティブなニュースとしては中学生が生成AIを利用して不正プログラムを作成・・・といった話もあり、生成AIばかりを教授することに対する心配は個人的に持っています。
皆さんからすれば「それって、あなたの感想ですよね・・?はい。論破!」ってことでしょうけれど。これも実際の話かどうかは分からないところですが、アップルの創業者であったスティーブ・ジョブズは自分の子供にはタブレットを禁止していたのは、その中毒性を知っていたから・・などの話を見ると色々考えてしまうこともあります。
ただ、私のようにICTに対して、そのような思いをしているから、ICT自体を不得手としてしまうことになるのは不利益につながるとも感じます。
勉強の方法や各教科の技術的なことを学んでいくためのツールとしては非常に使い勝手の良いものであると思いますので、そういう使用法をしっかりと学んでいくことには異論はありません。良い面、問題な面を整理して、取り組む必要があるのだと考えます。
【校長ブログ】電車遅延
今日は中間考査の第2日目です。しかしながら、朝、電車が遅延していて一番多いクラスで8名ほど登校できていない状況となり、試験時間を30分ほど遅らせ、スタートしました。焦らずに落ち着いて登校してください。
とはいえ、高校生にとってみれば「考査」というのは、部活動の大会のようなものとして捉える人も多く存在しているでしょう。私自身も高校時代、中間考査などは一大イベントととして、というか自分の人生がかかっているような面持ちでおりました。(結果が悪かった時には本当に落ち込みました。)
テストの結果は1番から500番まで食堂に張り出されるという感じでしたし、中学校3年生の時は、私のクラスだけ、テスト後に男子だけ席順がテストの順位順に並ばせられるというスタイルでした。
ですから、いつも考査後は胃が痛くなる状況が続いており、自分が担任を持った時にはどうしても「順位なんか気にしないように・・。」とばかり言っておりました。きっと自分に言い聞かせていたのだと思います。
今、教頭先生からご報告いただきましたが、全員が揃ったということです。皆さん、努力の成果を答案に刻み込んでください。まずは、あきらめずに登校してくれてありがとう!!
中間考査初日!
今朝も温度計は、朝から27℃を指しております。暑くなっております。確かに暦の上では「立夏」は過ぎておりますので夏なんでしょうけれど・・・。ちょっと前までフリースを着用していた寒がりの私としてはついていけないのですが、暑がりでもあるので、なんともはや・・という感想です。
生徒の皆さんは、中間考査ですからさらに暑く感じると思われますが、白岡高校では本日からエアコンを使用しますので、集中して問題を解いてください。
又、埼玉県の公立高校ではエアコンのランニングコスト等は保護者負担とさせていただいている事を、このブログの中でもお礼申し上げます。県費(公費)でも、幾ばくかの補助金をいただいておりますが、昨今のエネルギー事情ではそれだけで賄えるものではありません。申し訳ございませんが、健康管理上でも引き続きご支援をお願い申し上げます。
さて、昨日、白岡高校には懐かしいお客様がご来校されたようです。教頭先生がご対応していただいたのですが、30年くらい前の本校、ALTの方です。白岡高校は以前に国際に関係する学科も擁しており、海外との姉妹校も存在していたようですが、その時のコーディネーターにもなっていただいたとの思い出話もあったようです。
その方は久しぶりに日本に来られて、懐かしい白岡高校をご訪問してくださったということです。学校には歴史があり、その文化的遺伝子はずっと残っていきます。ハートウォーミングなお話でした。
中間考査 頑張りましょう!!
明日から中間考査!
今日は午前中、出張で栗橋まで行ってまいりました。久喜ブロックの校長会議ということで今年度の予定であるとか、その他について確認してまいりました。
今、戻ってきて、この後、又、久喜で東部地区のPTAの集まりもあります。
さて、今日は生徒の皆さんは半日授業で、明日からの中間考査に向けて帰宅となっております。こういった時にはついつい、友人とゆっくりと帰ったり、個人として寄り道をしたくなりがちですが、心を強く持って明日からのテスト対策を講じてください。午前中の出張で感じたことは、今日は本当に暑いということです。このような中、帰宅をすると暑さで疲れがドッと出てしまうことになり、眠くなってしまうかもしれません。そういう不測の事態についても想定して、勉強の予定を組んでみてください。
高校時代の私は、家に帰ってひと眠りして、勉強したいと考えたのですが、起きたら朝だったということで、非常に焦った思い出があります。もちろん、その時の結果はボロボロだったと思いますが、頭はスッキリとしていて、何でも解けるような気がしていたこともあります。(全く太刀打ち出来なかったと思いますけど・・・。)
中国の聖人の一人である孔子は、立派な人間になるためには「厭わず(いとわず)」「倦まず(うまず)」学ぶことが大事であると説いています。「厭わず」「倦まず」とは「飽きない」という意味ですが、センスが良くても飽きると成長はしないので、(勉強を)やり続ければ、絶対に伸びるということです。白高生の皆さん!必要に応じて勉強を頑張りましょう。
面談スタート
生徒の皆さんが表題を読むと「面談は終わったじゃん。。」となると思いますが、私と先生方との面談が今日からスタートします。県立高校(全国的に)すべての高校ではこの時期に「当初面談」と称して校長と先生お一人お一人と面談して、白岡高校(〇〇高校)の「目指す学校像」への目線合わせを具体的にしてまいります。
先生方は、先週実施された皆さんとの面談をまとめたり、中間考査を作成したりとお忙しい中なのですが、私もこの面談を通じて白岡高校の課題や何を挑戦するのかについて明確化していくために面談をします。(先生方は本当にお忙しいです。)
さて、今朝のY新聞のコラムには「アメリカの名門大学の教員の掟」が話題になっておりました。曰く「ビールはバドワイザーではなくハイネケンかギネス。車は新車では無くて目立たないもの。お金の話はほぼしない。」なのだそうです。
私の解釈によれば俗世間が良いとするものに安易に迎合しないというスタンスなのでしょうか?というところです。今の日本の高校教員は「俗世間」を知らなくては、実際の学問は教えられないのではと思っています。それくらい、現在の学問は浮世離れしたものではないと確信してます。
浮世離れした学問は社会の進化・変化に適応できない生徒を創ってしまうかもしれないという危惧があるからです。
でも、自分が高校時代に学んだ「純粋学問」の方が、ステータスとしては上なのだろうなと常に心には置いております。先生方と意見交換をして、白岡高校の未来への挑戦を考えてまいります!!