校長室より

2025年9月の記事一覧

【校長ブログ】国語に関する世論調査

 9月29日でも真夏日となっています。今朝の天気予報では「今年、首都圏では88日目の真夏日以上を更新しています。」との話でしたが、それでも365日の4分の1程度ですから、四季は保たれているのか~と感じましたが・・・。国民スポーツ大会も始まっているのに、暑いのはちょっと困りものです。(昨日のNHKでは、大野知事、日吉教育長も入場行進の際に「埼玉ポーズ」を決めていました。両陛下にも「埼玉ポーズ」が認知されるかしら?と思いながら拝見しておりました。)

 さて、文化庁では、国語施策の参考とするため、平成7年度から毎年「国語に関する世論調査」を実施しています。この度、令和6年度に実施した結果がまとまったとのことです。この調査の目的は「日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し、国語施策の立案に資するとともに、国民の国語に関する興味・関心を喚起する。」ということで、調査対象総数は6,000人、有効回収数(率)は、3,498人(58.3%)だったようです。調査内容は(1)言葉の使い方(2)SNSとコミュニケーション(3)敬語(4)外来語の表記(5)慣用句等の意味など多岐にわたります。

具体的な設問に以下のようなものがあります。(10代の白岡高校生には理解できると思いますが、私には「?」というのもありました。)

(1)「インターネットの有料サービスを利用する」といった意味で「課金する」と言う
(2)「インターネットで商品などを買う」といった意味で「ポチる」と言う
(3)「写真に写すときなどにきれいでおしゃれに見える」といった意味で「映(ば)える」と言う
(4)「心が揺さぶられる感じがする」といった意味で「エモい」と言う
(5)「自宅にある固定電話」といった意味で「家電(いえでん)」と言う

皆さんには「当たり前」でしょうか?言葉は、長い時間がたつと「賞味期限」が切れ「意味自体の変容」となる場合もあります。そういう意味でも「言葉」を大切にしたいものです。

 

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【校長ブログ】ウーブン・シティ始動

 9月26日、今日はこのところの気候から言えば「暑い」という感じです。今朝のニュースでは「トランプ大統領が10月に来日」とか「JICAがホームタウン構想を撤回」などの大きな話題が掲載されていました。

 この中で私は「ウーブン・シティ始動」のニュースが気になりました。未来の都市を作っていくという実験都市だそうですが、ウーブン・シティの「ウーブン」とは、「機(はた)を織る」を意味する英語「Weave」の過去分詞形である「Woven」が由来なのだそうです。トヨタの祖業が自動織機(機織り機)の製造であること、街を通る道が網の目が織り込まれるようにデザインされていることから名付けられたのだそうです。
 場所は、東名高速道路の裾野ICにほど近い、かつてトヨタの工場(トヨタ自動車東日本・東富士工場)があった場所で、総面積は70万8,000平方メートルで、その広さは東京ドーム15個分に相当します。

 解説によれば、常に「インベンターズ」(Inventors:発明者)と呼ばれる研究者によって、発明と実験が行われる予定で、その実験を「ウィーバーズ(Weavers:布を織る人、機織り)と呼ばれる住民・来訪者が利用し、インベンターズにフィードバックを返すことで、新たな製品やサービスの開発と実証のサイクルを回していくということです。

 たとえば、地上には自動運転車用の道路が設けられており、信号機には人流を計測するためのセンサーを取り付けるスペースも用意されております。さらに地下には、街の建物全棟につながる広い地下道が用意されており、自動配送ロボットによる実証実験が計画されています。

 トヨタ以外の企業も、ダイキン工業、ダイドードリンコ、日清食品、UCCジャパン等など協賛して実験をするとのことです。

 私としてはこの都市の中に学校を立てて(ここに住む児童生徒や保護者が納得すれば)未来的な教育も施して自動化された教育に資するデータも実証していければ未来の教育が出来るのかなと感じました。

 私が生きている間には、もっともっと未来の〇〇が出来ていくのでしょうか?ワクワクするような怖いような不思議な気持ちになります。

 皆さんはいかがでしょう?

 

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【校長ブログ】授業見学再開

 9月25日です。天候は晴れです。朝は爽やかな感じでしたが、段々と暑く感じられます。そのような中、今日から又、先生方の授業を拝見しております。

 この授業見学、校長としてのとても大事なお仕事の一つとされておりまして、この仕事をしなかった校長で(他県ですけれど)処分を受けた校長もおります。

 校長の用語的には「授業観察」というもので、先生方の授業を文字通り観察して評価するというものです。ですが、教室にいて授業を受けている生徒の皆さんの方が緊張しているので「いやいや、先生の授業を見ているのですよ。」と言いたくなることもあります。(けっして言いませんけど・・)

 今日の授業は「地学基礎」と「音楽」でした。「地学基礎」では「地震」の震央や震源の深さの計算をするという内容でした。

 地震大国の日本に生活している皆さんなら理解してると思いますが、地震とは、地下の岩盤が押されたり引っ張られたりして、急激にずれが生じる現象です。岩盤が動いてずれることによって生じたエネルギー「地震波」が周囲に伝わって、地表を揺らします。この岩盤の急なずれが最初に起こった場所(地震波が発生した地点)が震源です。また、岩盤のずれが起こった範囲を「震源域」と呼びます。地震の規模が大きいほど、震源域も広くなります。

 今日の授業の「キモ(肝)」の部分の震央・震源地との違いですが、「震央(しんおう)」は、地表における震源の真上に当たる地点です。震央は緯度と経度で示され、通常はその場所の地名や海域名(震央地名)が付けられます。

 よくテレビや新聞などが発表する「震源地」とは、震央地名のことです。ニュースでは震源地を単に「震源」として発表することもあるため、本来の意味と混同してしまう人も多いかもしれません。分かりやすくいえば、「震源は地下、震央は地上」と覚えておくものです。

 生徒の皆さんはコンパスや計算機を使用して、震央を割り出していました。自然発生的に出来た生徒はまだ出来ていない生徒へ教えている感じでした。素晴らしいことです。

 次は「音楽」を拝見しました。三線を使って「海の声」(CM「au三太郎シリーズ」で桐谷健太が扮する浦島太郎が歌っている曲)演奏しながら歌うというものでした。例年、この時期には三線を使用した授業をするそうで、沖縄修学旅行を前に三線を学び、沖縄楽器、沖縄文化を学んでいくという趣向なのだそうです。もう完成に近い状況で、とても上手な演奏でした。

 それぞれの先生方の授業へのアプローチの工夫が見て取れたものでありました。

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【校長ブログ】彼岸花(曼殊沙華)

 9月24日。今朝は19℃という気温になっていました。湿度も低く、過ごしやすい感じになってきました。昨日は秋分の日でしたが、道すがら曼殊沙華の花が咲いていました。

 表題は「彼岸花」としましたが「曼殊沙華」と言ったり、他にも「墓花(はかばな)」、「死人花(しびとばな)」、「地獄花(じごくばな)」、「幽霊花(ゆうれいばな)」、「火事花(かじばな)」、「蛇花(へびのはな)」、「剃刀花(かみそりばな)」、「狐花(きつねばな)」、「捨て子花(すてごばな)」、「灯籠花(とうろうばな)」など不気味な名前も付けられています。そもそも、この花には毒性があるらしく、お墓荒らしされないように意図的に墓地などに栽培していた説もあるため、前述のような不気味なネーミングもあるとのことです。

 花は美しく、きれいな感じに見えますが、花の形が燃え盛る炎のようにも見えるため、「家に持って帰ると火事になる」や「曼珠沙華を採ると家が火事になる」と言われる事があるそうです。その理由も、美しいけど有毒植物であることから、子供がヒガンバナに触るのを戒めるための言い伝えだと考えられています。

 俳句の季語としては「彼岸花」も「曼殊沙華」も秋の季語とされております。また、花言葉としては、「情熱」「独立」]「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「旅情」などがあります。埼玉県内には日高市の巾着田はこの花の名所として有名な場所もあります。

 花と言えば、分校の生徒さんたちが先日、東武動物公園に、マリーゴールドの苗を1200株植えたというニュースが昨日の埼玉新聞に掲載されておりました。分校の生徒さんも活躍しております。お互いに刺激しあって、ウエルビーイングを感じていきましょう!!

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【校長ブログ】イグノーベル賞

 9月22日、週明けです。でも明日は秋分の日でお休みですから生徒の皆さんとしては嬉しいかもしれません。(毎日毎日学校があった方が嬉しいという人もたくさんいらっしゃるとは思います。)私自身は、土曜日の夜と日曜日の午後、部活動が終わって、少し長めに予習が出来ると「今週はしのげるかな」と思っていましたから、少しでもお休みが多いと予習が出来て嬉しかったという思い出からこういう思考になります。

 さて、先週金曜日にイグノーベル賞が発表されました。この賞は、アメリカの科学雑誌「Improbable Research」が主催するノーベル賞のパロディで、今回で第35回となりました。その授賞式が、ボストン大学で開催され、10部門の賞が「笑わせ、考えさせるような興味深い研究」に贈られることとなりました。 授賞者には日本人の研究グループもあり、日本人としては19年連続31回目のイグノーベル受賞となっています。

 今年の日本人受賞の内容は「ウシにシマウマのような縞模様を描くことでアブに刺されるのを避けられるかを検証した実験に対して」です。

 過去には「鳩を訓練してピカソの絵とモネの絵を区別させることに成功したことに対して」とか「人がガムを噛んでいるときに、ガムの味によって脳波はどう変わるのか」という研究に対して」とか「34年間自分の食事を写真に撮影し、食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析したことに対して」などの受賞があります。

 何と言っていいか分かりませんが「そんなの役に立ちますか?」という筋の質問をしたくなります。しかしながら、そういったことの中でも普遍化させれば、世の中の役に立つということもあるようですので馬鹿には出来ないということらしいです。私なら「高校生にどのような声掛けをするとやる気スイッチがはいるのだろうか?」という研究をしたいのですが、そこは皆さんはかけがえのない生徒さんたちですので、(やる気が入らないとされる)実験としての成果は検証できないと思います。やはり、やる気スイッチは自分自身で入れていただくほかにはありません。是非、ご自身の気持ちでスイッチオンしてほしいと思います。

 話は戻りますが、面白いからちょっとだけ皆さんも「イグノーベル賞」を検索してみてください。

 

 

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【校長ブログ】秋??

 9月19日、今朝、起きた時の部屋の温度は20℃でした。寒いとは感じませんでしたが「秋?」って思いに至りました。これからあっという間に「寒い」となっていくのかしら?と思った朝でした。

 さて、今日は「苗字の日」とされており、1870年(明治3年)の今日、戸籍整理のため、「平民苗字許可令」という太政官布告により平民も苗字を名乗ることが許された記念日となっています。
 それまで苗字を名乗るのは貴族と武士の特権だったわけですが国民全員が苗字を持って良いとされました。しかし、許可令が出されても、読み書きが不得手の人が多く、また、当時国民は明治新政府を信用しておらず、苗字を付けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し、なかなか広まらなかったそうです。

 私の苗字は、昨年度では、全国順位 23位、全国人数としては、 およそ438,000人、埼玉県順位としては 41位、埼玉県人数としては、およそ23,200人存在している苗字なのだそうです。

 鈴木や佐藤のように1、2位を争えるわけでもないので中途半端な苗字だと感じており、幼少期には綾小路とか、今なら竈門とかいう苗字なら格好いいのにと思います。(炭治郎という名前はちょっと・・・ですが)

 さて、9月も後半戦に入りました。令和7年度も折り返し地点となっております。白高生の皆さんは前半戦はいかがでしたか?充実している人はそのまま走り切ってください。何かが違うとか、空回りしているなと感じた人は、修正していきましょう。

 中学生の皆さんも、特に高校受験を控えている3年生は気温の変化に留意して体調管理をしていただいて所期の目的を果たしてください。(白岡高校の受験を考えている人は来月10月4日(土)5日(日)に学校説明会が予定されてます。是非、ご来校ください!!

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【校長ブログ】明日に向かって撃て!

 9月18日、今日までが猛暑日であり、明日以降は少し、気温が下がるような傾向にあると言われております。

 今朝のニュースではロバート・レッド・フォードが亡くなったとの話が出ていました。表題の「明日に向かって撃て!」は、1969年、アメリカン・ニューシネマの傑作です。これも名優であるポール・ニューマンとの共演で話題を呼び、興業的に大成功を収め、レッドフォード自身も知的で信頼性があり、時に冷淡な雰囲気を醸し出す俳優として一躍スターダムに上り詰めました。当時、私は幼少期でしたが、何となく、父に連れられてこの映画を見た思い出があります。

 1970年代に入ると、ハリウッド屈指の美男俳優として数多くの作品に出演するようになり、1973年には先のポール・ニューマンと再びタッグを組んだ映画『スティング』で主役の詐欺師を演じました。本作での軽妙な演技は高い評価を獲得し、第48回アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされた上に作品自体は作品賞を受賞しました。「ウォーターゲート事件」を描いた政治サスペンス映画『大統領の陰謀』では、これもアメリカを代表する俳優ダスティン・ホフマン演じる若手記者と共に事件の究明を目指す後輩記者を熱演し、高い評価と人気を更に獲得していきました。

 89歳だったとのことですが、自分が中学生時代等々に人気のあった俳優が最近はたくさん鬼籍に入られます。自分の年齢が本当に高くなってきたことを痛感させられます。毎度毎度のことですが、後どのくらいこの教育という世界に居られるのだろうか?と思いつつ、白岡高校を盛り立てたい!との一念で今は活動しております。

 どうか、白高生の皆さん、大志を抱いて高校生活を満喫してください。そして、高校時代に夢や希望を持ってください。白高の校歌「胸には理想 ペンに夢」です。頑張りましょう!!

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【校長ブログ】算数マジック

 9月17日、今日も暑い日です。一体いつまで暑い日が続くのでしょう。そう言っているうちに急激に冷え込むといった感じに今年もなっていくのでしょうか?生徒の皆さん、体調管理にはお気を付けください。

 さて、今朝のY新聞には、戦後80年の「教育の総括」的な記事が掲載されておりました。私が小学校時代を送った1970年代は小学生の算数の学習指導要領には中学校レベルの内容が盛り込まれていたそうです。そして、受験戦争と言われるものがあり、80年代には「ゆとり教育」が生まれてきたと言われております。ですから私は高校時代「ゆとり教育」の第一世代として育ったのだなと認識しました。ゆえに卒業して社会人になったころには「新人類」と呼ばれ、珍獣扱いされていたことを覚えております。今の皆さんは「デジタルネイティブ」なので、社会人になった時には呼び方が変わるでしょう。

 さて、同じY新聞には今、数学者、秋山仁の半生も掲載されています。秋山先生は私よりも少し下の世代の駿台予備校超人気講師でした。この人の数学は面白く、実際の世界にも数学が応用されていることを感じたものでした。

 そして「数学のマジシャン」といったあだなもあったと思います。数学のマジックと言えば覚えているのが・・・。

 例えば、以下の式に注目してください。

 1+2=3 

 4+5+6=7+8

 9+10+11+12=13+14+15

 16+17+18+19+20=21+22+23+24

 25+26+27+28+29+30=31+32+33+34+35

各列の左の数字「1.4.9.16.25・・・」という並びになりますが、平方数となっております。数字もだんだんと数が大きくなってきていることも理解できます。自然数でこのような並びに美しくなっていく等式(「オイラーの等式」ともいうようですが)こういったことを算数で学んだ気がしているので、あながち「詰め込み」教育でもなかったような気もしています。

 こういった数式を見ていると「算数って面白いな!」って思うこともあると感じていただけます。皆さんも算数に立ち戻って面白さを思い出してみれば微分や積分も「なるほど~」と思えるのではないかと思っています。

 2学期も授業三昧になってきました。頑張りましょう!!

 

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【校長ブログ】アサイーの日

 連休が終わり、今日からまた通常の生活が始まっております。部活動に全力投球の白高生は、この連休中でも公式試合や練習試合、練習等々で休み感覚は無いと思いますが・・・。それぞれに「アオハル」してくれております。

 特に、サッカー部、野球部は、私が校長として在籍していた高校との試合となってました。野球部は前任校、サッカー部は前前任校とでしたが、両部活動ともに白高にとっては残念な結果となっていました。

 こういった場合、正直、どちらへも思い入れがあり、どちらかを絶対として応援するといった気持ちになれないのですが・・・。とはいえ今、在籍している白高を100%は応援しているのですが、120%の応援になれない気の弱さが私にはあります。なるべくなら、在籍していなかった高校との試合になってくれないかなぁ・・との思いはあります。(学校の球技大会でも自分のクラスが教員チームと当たった場合には出場する気になれないといった感じでした。ある先生は「コテンパンにやっつけて、生徒に良い教育をするんだ。」とおっしゃる方もいて、私はそういう考え方にはなれないなぁ・・と思っていました。)

 さて、今日は「アサイーの日」なのだそうです。日付は、アサイーがアマゾン川河口の都市ベレンに到着した1929年(昭和4年)9月16日にちなんでなのだそうです。そもそも、アサイーは、ブラジル・アマゾンを原産とするヤシ科の植物で、生長すると20mほどの高さになるのだそうです。果実の外見はブルーベリーに似ていますが、植物学的にはブルーベリーやその他ベリーとは近縁ではないとのことです。

 私は、まだ食したことは無いのですが、アサイーの実は非常に栄養価が高く、「スーパーフード」や「スーパーフルーツ」とも呼ばれています。ポリフェノールや鉄分、ビタミンE、食物繊維、カルシウムなどが豊富であるようなので興味はあります。

 よく「アサイーボウル」と呼ばれる商品を見かけます。音だけ聞くと「朝いい」と聞こえ、最初の頃は「なんか、朝に良い食品なのか?」とずっと思っておりました。

 勇気を出して食してみようかなと思っています。白高生はアサイーにはトライしたことがありますか?

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【校長ブログ】水の東西

 9月12日、金曜日です。天候は曇りで昨日からの雨で気温は高くなく今までよりは秋を感じております。(湿度は高いから秋というには違和感ですかね。)

 さて、今日は白岡高校国語科I先生の研究授業でした。題材は「水の東西」(山崎正和)でした。

 「水の東西」は1977年に刊行された「混沌からの表現」という文化・文明批評集に収録されている評論文です。
 作者の山崎正和は、昭和後期〜平成時代に活躍した劇作家・評論家で、「劇的なる精神」「鴎外 闘う家長」などの作品も有名であります。中でもこの「水の東西」は、私が高校時代の教科書にも載っていた評論教材の定番的存在になっており、現在でも多くの国語・現代文教科書に採用されています。

 簡単に要約すると、以下のようになります。

※日本の「鹿おどし」は、我々に流れるものを感じさせる時間的な水である。対して、西洋の噴水は、彫刻のように造型された空間的な水である。これは日本人にとって水は、自然に流れる姿が美しいのであり、造型する対象ではなかったからだ。日本人にとって水は、見えない流れを感じさせるものであり、目に見えるような空間的な対象ではない。したがって、「鹿おどし」は、日本人が水を鑑賞する行為の極致を表す仕掛けだと言える。

 私は高校時代、この評論を学んで「なるほど~!」と目から鱗というか、何か文化や文明を理解するためには(又は相手に理解させるためには)二項対立するものを例に出して説明すると理解しやすいのだということに気づきました。

 この評論を読了後、ルース・ベネディクト「菊と刀」に手を伸ばしてみたりして国民性の違いなどに興味を持ち、文化人類学に興味を持った時期もありました。

 今の高校生では「鹿おどし」なんて見かけることもないので、この文章をそのまま読んで「あ~。なるほど・・。」といった私のような単細胞ではないでしょうけれど・・・、文化や文明を論じることは、もうハイブリッド化している世界でも必要だと感じます。

 「読書の秋」とも言います。教科書でも読書だと思ってしっかりと読了してください。

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