校長室より

2026年2月の記事一覧

【校長ブログ】高校入試前日

 2月25日(水)です。久しぶりの雨、「干天(かんてん)の慈雨(じう)」ともいうべきものであると感じました。そして、この言葉は、皆さんには馴染みが薄いと思いましたが『鬼滅の刃』の主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)の技の一つらしいので、ご存じの方はご存じなのでしょうね。

 最近の高校生は、あまり読書をしないから分からないかもしれないと思って「ふりがな」を付けてみましたが、アニメでもそういった言葉遣いがあるようですから、硬質な書物を読まなくてもよいのかしら?とも感じています。って思っているところに高校生ではなく、大学生の書籍にかける費用が月1000円を割るというニュースが入ってきました。

 自慢になるかもしれませんが、この調査が始まって(1970年から)一番書籍代に費やしている学年は私が大学1年生の時の学生のようです。月額4280円を書籍代に費やしていたとのデータがあります。確かに、周りの友人も本は読んでいたなぁと思い出します。今は、生成AIなどもあり、本を読まなくても、勉強は出来ると思いますが、私の高校や大学の先生の口癖は「とにかく原典にあたれ」でした。何かを発言すると「それは原典に当たったのか?」といつも問われていて、参考書の受け売りをするとすぐにばれてしまい「しまった。ちゃんと原典に当たれば良かった。」と後悔していました。白高生はこれから数日間は県立高校入試で臨時休校になります。思い切って読書もしてほしいと願います。

 話は変わりますが、白高生の皆さん、本日は、明日からの高校入試のための会場設営、本当にありがとうございました。感謝します。そして、中学3年生の皆さん、明日はいよいよ、公立高校入試です。あまり、天候は良くないようですが、気合を入れて取り組んでください。

 白岡高校は創立50周年を迎えます。栄えある50期生として、ともに白高を盛り上げてまいりましょう。

 どの高校を受験されるにしても、それぞれ自信を持って試験に臨んでください。

※これより、高校入試期間となります。HP上に不具合が起きるといけませんので、暫くの間「校長ブログ」はお休みさせていただきます。

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【校長ブログ】太郎物語

 2月24日(火)です。3連休はとても暖かくて、もう春になってしまったというか、夏に近い感じでした。しかしながら、年を取った私のような者ですと、ついついフリースを着て、同じ格好で歩いてしまいます。

 若い人はファッションセンスがあるというのか、軽装で、いかにも春めいた格好になっていました。

 今日は、少し、真冬バージョンから軽めにしてまいりましたら「意外と寒いではないか!」と後悔しています。

 さて、今朝は新聞の休刊日ですが、昨日の地元新聞「月曜放談」という記事に「金太郎、桃太郎、浦島太郎」という内容が掲載されてましたことをお話します。

 1990年代、IBMという有名企業が経営危機に落ち込んでしまい、今までのような同じタイプの社員を雇用していては成長が望めないとのことでダイバーシティの強化に取り組んだそうです。白高生の皆さんは「金太郎あめ」という言葉をご存じですか?(私も金太郎あめ自体を食したことはありません。)

 どこを切っても「金太郎」の顔になる飴をそのように言いますが、同じタイプではいけないという喩えです。

 そして「桃太郎」のようなタイプ(=鬼ヶ島に行って鬼を退治するするという目標を立てて、犬などの部下それぞれの能力を生かし、優れたリーダーシップを持つタイプ)が求められていました。さらに、混迷を極めている今は「浦島太郎」のようなタイプが求められていると言います。浦島は「いじめられている亀を助ける優しさを持ち、竜宮城で一生暮らせるのに親に会わないといけないという考えを持つ優しさをもって帰宅してみて玉手箱を開けて、一瞬にして老爺になっても仕方ない、その状況で生きていく」という「想定外のことが起きても受け止めて生き抜く」というタイプなのだそうです。

 非常に興味深い話だと感じました。白高生も私の高校時代と比較すると非常に「優しい」と感じます。そのうえで、混迷のこの世の中を受け止めて生きているというのも「そうだなぁ~」と感じます。

 さて、今週はいよいよ入試週間です。優しい先輩として、後輩たちを招き入れる準備をしてほしいと思います。

※表題の「太郎物語」というのは曽野綾子の作品で、高校1年生の時に読んで「文化人類学って面白そうだな」と感じた小説です。興味があったら読んでみてください。桃太郎とかとは全く関係ありません。

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【校長ブログ】学年末考査最終日

 2月20日(金)です。学年末考査は今日でおしまいです。白高生の皆さん、お疲れさまでした。という間もなく、今日から、また、部活動に猛進するという高校生活でしょうね。でも、高校生活で部活動をやっていた人の方が、そうではない人よりも「仕事を辞める率が低いとのデータ」があるらしいです。そのために部活動をやるわけではないでしょうけれど、人間力を磨くために部活動は続けてみてください。

 さて、昨日の東武線遅延による変則時間割にしましたので、今日は、昨日の試験で実施出来なかった「数学」が最後に入りました。一日勉強時間が増えたと考えるか?苦手教科が最後になってしまったと考えるか?は、各自で違うでしょうけれど、ともかく、本日で学年末考査は終了しました。

 来年度に向けて、少ない時間ですが、気持ちを整えて令和8年度の準備をしてください。(何度も言いますが、令和8年度は「白高50周年」です。)

 来週は、皆さんの後輩となろうとしている中学校3年生が高校受験をするために白高にやってきます。当たり前ですが、2年生は3年生へ、1年生は2年生へステップアップします。しっかりと心も身体も準備しましょう。

 冬季オリンピックの話題ばかりしますが、スノーボードの深田選手は19歳、フィギュアスケートの中井選手に至っては17歳です。白高生と変わらないです。(なーんて、年をとった私はもっと頑張らないといけないとは反省です。)

 私も含めて、19歳や17歳の人が国旗を背負ってナショナルの試合に出場するということに敬意を表しながら、我々の出来る範囲の努力をしてみようではありませんか!!

 学年末考査は終了しましたが。頑張れ!白高生!!

 

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【校長ブログ】学年末考査三日目

 2月19日(木)です。今日は東武線の遅延で、学年末考査の時程の変更を余儀なくされました。白高生で交通遅延に巻き込まれてしまった生徒諸君はお疲れさまでした。ここのところ、JRも東武線も週に1回程度このような遅延が起きております。不可抗力ですので、電車を利用されている白高生は安全に配慮して登校してください。よろしくお願いします。

 さて、今朝の地元S新聞に「日本料理人の後進指導」という記事がありましたので、紹介します。

 現在、44歳の東京・銀座の有名和食料理店の料理人佐藤さんは、自分自身、18歳でこの世界に入って修業をしてきて、師匠や先輩に対して、反抗したことはなく、それぞれの持ち場で全力を尽くすことを「あたりまえ」に思ってきたそうです。先輩からの鉄拳制裁も当たり前のように思っていたそうで、自分に後輩が出来た時にも、その新人の料理に対する姿勢がダメだった時に平手で頬を張ってたそうです。

 その新人(今ではドバイで和食料理店を開いているようです。)さんは「言っていることは正しいけど、どうして殴らなきゃいけないんですか?」と抗議したそうです。佐藤さんは「当たり前のことをして(殴って)なぜ、異議申し立てされるのか?」が分からなくなったそうです。

 年齢が高くなっていって、上客を間近で接客するようになって、その上客たちの会話で「ハラスメント」について学んでいったようです。「人材育成」には殴るなどのことは許されないということを学んだとのことです。

 私も昭和から働いております。教員の世界も、当時は厳しく、手取り足取り教えてくださるなんてことは全くなく、学生からすぐ4月の10日くらいからは教えていて、騒いだ時の対応とか勉強しないで漫画を読んでいる生徒へどのように対応していけば良いかなどは自己流でした。(そんなことから初任者で辞めていった者もいたと記憶しています。)

 「体育会だったのだからオール3年生の授業で良いよな。」という主任の言葉に逆らえるわけもなく、最初から技術もなかったので怒鳴ってクラスをコントロールしていたにすぎないと今では恥ずかしい思い出です。

 私も今は後進を育てる立場になりました。若い経験の浅い先生方にはどのように接するのが一番効果的なのか?日々、模索です。もちろん、高校生にも初任の頃は4歳しか違わなかったのが今では40歳以上も年が離れた「爺さん」であるので、高校生にどのように話せば理解してくれるのかも考えています。

 白高生の1・2年生も考査が明ければ、すぐ4月、後輩が入ってきます。後輩を育てることを悩みながら自分自身も成長してください。

 学年末考査も残り、一日です。頑張れ!白高生!!

 

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【校長ブログ】学年末考査二日目

 令和7年度オーラス、1・2年生学年末考査の二日目となります。昨日、失敗した白高生も「りくりゅうペア」のように巻き返してください。

 夏季オリンピックは陸上競技があるので大変興味があり、TVでほぼ観戦しますが、冬季は採点競技が多くて良く理解できないルールもあるため、あんまり観戦しません。しかし、なんだかよく分からないのですが「りくりゅうペア」が金メダルを取って、あんなにも当事者が感動していて涙を流している姿を見ますとこちらももらい泣きしてしまうような熱量を感じます。

 スポーツ競技において、バスケットやバレーボール、サッカーなどで男女混合ということはエキジビジョンでも見たことが無いのですが、こういった競技には、ペアがあるのだなと思います。私自身は、リレーで男女混合に出場したことはありませんので、どういう感動になるのだろうか?と異次元の話になってしまいます。

 いずれにしましても、スポーツの我々に与える感動は美しいと思います。スポーツには「明歴々露堂々」という禅の言葉にマッチした「物事の本質や真理が隠されることなく、ありのままに明らかであること」で表現されるような美しさがあります。

 高校生活(白高生活)もこうであってほしいと強く望みます。明日と明後日も学年末考査です。しっかりと準備して、自分自身の強みや弱みを理解させるために勉強をしていってください。

 頑張れ!白高生!!

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【校長ブログ】2040に向けて

 2月17日(火)、白岡高校では1・2年生が令和7年度学年末考査に取り組んでおります。とうとう令和7年度ももうオーラスを迎えてまいりました。ところで「オーラス」というのは本来、麻雀用語で「オーラス」とは、最終局面を意味する言葉です。英語の「オールラスト(all last)」が由来だそうで、一般的な東南戦では南4局を指します。ゲームの勝敗を決する局面かつ、逆転勝ちも起こる可能性があり、プレイヤーは特に慎重な判断が求められる場面を意味します。

 また、飲食業界では、「オーラス」は「オープンラスト」の意味で使われています。オープンラストは、従業員が開店から閉店まで通しで働くシフトを指すようです。例えば、カフェのスタッフが「明日はオーラスだから、今日は早めに休もう」と言う時には、翌日に通し勤務が待っているという意味だそうです。そこから転じて、お客様側も「今日はオーラスで滞在してしまった。」などと使うケースがあるそうです。さらに、アイドルのコンサートツアーなどにおいて、「オーラス」は最終公演を意味するそうです。

 さて、文科省では今月13日に「グランドデザイン」を発表しました。この冒頭の文章には以下のように書かれています。

~2040年、世界は、今からは想像もできないものになっているでしょう。どのような世界であっても、社会の一員として持てる力を発揮し、2040年を動かしていくーその主役がみなさんです。心惹かれることに打ち込み、夢や希望を持って様々なことに挑戦し、自分自身の理想を追い求め、多くの仲間と協力し、日本や世界の未来をつくっていくことを願っています。社会へはばたくみなさんの世界を力強く押せるよう、今こそ、高校を進化させていきます。~

 深い中身については、又、後日話をします。

 ともあれ!白高生、学年末考査!!頑張れ!!!

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【校長ブログ】よき学校には?

 2月16日(月)、週が変わりました。今週、というか明日から1・2年生は学年末考査が始まります。昨日、一昨日と違って今日から又、寒くなるとの予報です。体調管理に気を付けて、考査に臨んでください。

 そして、考査後には、あっという間に高校入試になります。皆さんは臨時休校ということになりますが、それぞれ新しい学年に向けてしっかりと心も整えてください。

 さて、公立高校の校長としては、政治や宗教、個人の嗜好に関わる話はしないように心がけていますが、今日の新聞の文化面に興味深い話が掲載されていましたので、ご披露します。

 東京大学名誉教授の御厨(みくりや)貴先生が「実はよき政党政治はよき野党に恵まれなければならない。」という話をしていました。

 その言葉を見て、私は「よき学校には?」何が必要なのでしょう?と思ったのです。進学塾の解説での「良き高校の条件」については「学力や進学実績」「校風や学習環境」「部活動や部活動」「通学のしやすさ」「進路支援」といったものが挙げられており、その条件の中で、自分に合った高校を選ぶことができた場合、充実した高校生活を送ることができます。と書かれております。

 しかし、御厨先生のご意見を受けまして「よきライバル」がいてこそ、良い高校になれるのかな?と思いました。東の東京大学には西の京都大学(これは大学の話ですが)があり、開成・麻布・武蔵といった高校がしのぎを削っていて頑張れるところもあります。

 白岡高校は今年50周年記念を迎えますが、埼玉県には杉戸高校、春日部東高校も50周年を迎えます。杉戸高校や春日部東高校と切磋琢磨することで、白岡高校ももっと「よき学校」になるのではないかと感じました。そして、同じ高校内にも「よきライバル」がいてこそ、お互いに成長できるものと解しています。

 明日からの考査にもお互い、頑張るぞということで勝負してみましょう。お互いを陥れるような勝負ではなく、お互い、高みに臨んで成長するような勝負を期待しています。

 各部活動の皆さんは50周年対決として、杉戸高校や春日部東高校と練習試合をしていただけると嬉しいです。

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【校長ブログ】スノビズム(snobbism)

 2月13日(金)です。今日、明日、明後日と3月から4月のような陽気になると天気予報は言ってました。校長室の温度計は9℃でしたので、暖かさを感じます。

 しかしながら、また週明け、月曜日には寒くなるとのこと「三寒四温」とはまだ早いですが、気温の変化で体調を崩さないように(17日からは期末考査です。)気を配ってください。

 さて、表題「スノビズム(snobbism)」ですが、意味としては「俗物や見栄っ張りな振る舞い」を指す言葉です。 具体的には、知識や教養をひけらかす気取り屋や、上位の者に媚びへつらい、下の者を見下す人物を指します。また、ファッションや文化の分野では、耽美的な感性やダンディズムの意味を含む解釈もできます。

 なぜ、こんな言葉を今、出すかということですが、昨日、N先輩の手紙の話を持ち出しましたが、そういえば、高校時代には色々な先輩や先生から励ましの言葉や叱責を受けたなと思い出してきたからです。今、私の立場ですと、心底、叱ってくれるような方はなかなか現れなくなってきています。(苦情等ならあると思いますが・・)

 高校時代、「ポスト構造主義」といった現代思想が流行しました。レヴィ=ストロース、デリダ、フーコー、日本で言えば、浅田彰なのですが、高校生であった我々は、一人前になった気分で「浅田は良いこと言うよな」などと知ったかぶりを決め込んで討論して「分かった気に」なっていました。

 周りの大人や文系ではない先生にも分からないと思われていた言説を仲間内で話し合うのは、青年にとってこの上もない快感でした。(きっとマニアの人たちやアイドルなどの話をしている人たちもこういった感覚なのだと思っています。)

 そんな折、恩師のU先生は「君たちはスノビズムに陥ってはいないだろうか?」とグサッと言い放ちました。「干からびた知覚ではなく、生きた現実を見つめなさい。」とも重ねておっしゃり、当時、自分は恥ずかして落ち込みました。

 U先生は、昨年夏にご逝去されて、私の中では残念でなりません。この先生の話をもう聞けないのかと思うと、私の精神的支柱の一つが無くなってしまったとの思いになります。

 でも、U先生の教えを次の世代に伝えていくことが私の役目であると自分を鼓舞し、今後も、白高生の皆さんには語っていきたいと思います。

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【校長ブログ】建国記念日の翌日

 2月12日(木)です。表題のような表現ですと一時代前では、相当な問題になってしまうことを孕んでいるのですが、それに挑戦しているわけではありません。正式には「建国記念の日(けんこくきねんのひ)」となります。もちろん、日本の国民の祝日の一つです。

 国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条は、建国記念の日の趣旨について、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と規定しています。1966年(昭和41年)の祝日法改正により国民の祝日に加えられ、翌1967年(昭和42年)2月11日(政令により規定)から適用されました。しかしながら、他の祝日が祝日法に日付を定めているのに対し、この祝日のみが「政令で定める日」と定められています。この規定に基づき、当時の佐藤内閣が建国記念の日となる日を定める政令(昭和41年政令第376号)を定め、「建国記念の日は、二月十一日」としました。

 さて、先生方から「校長の過去の写真を持ってくるように」との仰せで、自分の子供の時の写真や中学校、高校の写真を探していたところ、高校時代の陸上競技部のN先輩からの手紙を見つけました。

 N先輩は私が入部した時の3年生で、結果として法学部に進学しました。私は、4月の短距離記録会にN先輩が怪我をしたため、100mに代走で出ることになりました。(今では替え玉なので違反ですが、当時はおおらかだったので、そして記録会だし・・ということで許されたのだと思います。)

 入学直後で、体もなまっていたので自分の中学校時の記録よりも1秒近く(100mですから相当に)遅くなっていました。しかしながら、3年生N先輩のベスト記録よりも良い記録だったのです。

 仕方ないのですが、ちょっと気まずい雰囲気となり、N先輩とお話しすることを避けていました。当時、3年生の先輩方は頭が良く、成績上位に名を連ねていましたが競技力の点では2年生に劣っていました。2年生の先輩方は、今でこそ言えますが、成績は皆さん悪く、でも競技力は高いという感じでした。2年生の中でT先輩のことは私は良い先輩だと思って懐いていましたが、T先輩は成績の悪い2年生の中で一番目か二番目に成績が悪く、一番競技力がありましたが、発言力がなく、虐げられていました。私はそんな雰囲気の他の2年生たちが嫌で、部活動を辞めようと考えていました。(ということも忘れていましたが・・・)その時に、N先輩が「お前の気持ちは分かるが、お前は、俺が3年間かけて練習したタイムを簡単に切ったのだぞ。お前には才能があるのだから、辞める必要はない。でも、本当に嫌ならば辞めても良い。辞めてもお前は俺の後輩であることには変わりはないのだから、何か困ったことがあればいつでも相談に来い。今、俺は大学の1年生の講義の履修届を出したところだ。大学ってところは、自分から目標を持たないと厳しいと改めて感じた。お前も自分が何をしたいのか?をよく考えて、今後も生活しろ。」という実にN先輩らしいお手紙でした。

 全然、覚えていませんでしたし、私の中では「気まずい」という印象でしたから、このようなやり取りがあったのかなと今回、自分事なのに驚いたことでした。

 「今は何をやられているのかな~」とも「会いたいな~」とも思いました。白高生の皆さんもこのような先輩を持てるといいなぁと思っています。

 

 

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【校長ブログ】フェイクニュース

 2月10日(火)です。今日の夜から関東圏では今年初めての大雨の予報だそうです。

 さて、先週、金曜日に埼玉県警察本部主催の「サイバー犯罪ワークショップ」という会議に埼玉県校長協会生徒指導担当として出席しました。

 全部で4ラウンドあるワークショップでしたから盛りだくさんでお腹いっぱいという感じでした。まず、埼玉県警本部生活安全部サイバー局長の基調講演、その後①「金融機関におけるフィッシング対策の現状と対策」②「弁護士から見るサイバーセキュリティの重要性」③「10代に教えたくなるフェイクニュースの話」と続きました。①②いついては、私の知識不足で「ランサムウエアがどうのこうの・・」とか「マルウエアの感染について・・」とかよく分からないことが多かったです。

 しかし③の「10代に・・」というのは「へぇー。なるほどね・・。」と思うことが多かったです。フェイクニュースには3種類あって①ニセ情報②誤情報(デマも含む。)③マル情報と言われるもので③が怪しいのだそうです。

 例えば、コロナウイルスが流行し、ワクチン接種が推奨された時に、何人かの人が残念ながら命を落としました。その時「コロナなんて本当はただの風邪なのに、国家の陰謀として新しいワクチンを試したいだけなのだ。」という話が出ていました。又、東日本大震災の際に、救助要請をするとバズるといった言説が出て、頻回に救助要請をし、本当に救助してほしい人が後回しにされたといったことがありましたということです。

 人間の心理として「腹が立つ」とか「許せない」とか「不安だ」とか「安心する」といったことは信じやすく、そして「信じたいものを信じたい」というバイアスや「誰かに教えてあげたい」と思うバイアスなどでフェイクニュースは拡散しやすいのだそうです。

 その対応策は「一旦保留」ということに限るとも言われてました。フェイクを見破るのはその道の専門家ではないと不可能です。ですから怪しいなと思う情報にはジャッジしないで「一旦保留」としておくと拡散されずに、フェイクなら立ち消えしてしまうのだそうです。

 一旦保留というのは「なるほどですね」と感じました。いずれにしましても、今の高校生を取り巻く環境は大変です。正しい情報を選ぶのは難しいと感じます。

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